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HinotoYasuakiraの感じたままに

真の日本愛から物申す。真の主権国家たれ。真の平和国家たれ。真の平等国家たれ。真の自給国家たれ。

夏の総括〔ii〕by 兵頭正俊

三宅洋平への選挙妨害は、広範囲にわたった。地上波メディアによる意図的な無視から始まって、ネット(ツイッター)による妨害にまで及んでいた。
米国ではまだバーニー・サンダースが許された。しかし、日本では許されないのだ。かれのいう「ステルス支配」の闇権力が、もっとも警戒したのは三宅洋平だったのかもしれない。その圧倒的な動員力、そのカリスマ性、んとうのことを直接大衆へ訴える勇気。……
かれの票は、違った当選者に不正に流されたという指摘も拡大している。
また、これは三宅洋平に限らず、選挙全般に、悪質な意識調査の刷り込み(洗脳)が繰り返された。それは、
(1)「参院選の序盤、中盤、終盤の情勢として流され、改憲勢力が「3分の2」の勢いであり、自民は単独過半数をとる、といった刷り込み(洗脳)であった。
(2)「参院選、各党、投票率低下を懸念 街頭演説盛り上がらず」といった刷り込み(洗脳)も執拗に繰り返された。結局、国民に選挙への無関心と棄権を植え付け
ていた。
(3)北朝鮮・中国脅威の選挙利用があった。日本の国政選挙になると、北朝鮮のミサイル発射実験があり、また中国との軍事的緊張が演出される。これも大きな与党への追い風になっていた。
(4)10代への洗脳・誘導も繰り返された。それは、「自民、比例第1党の勢い…10代の半数は与党
支持」といった露骨な洗脳・誘導である。
きむらゆいは、こんなツイートをしていた。
池上彰特番メッセージ
自民公明は憲法議論を避け2/3を取る戦略に出ました。これから憲法議論をしていかなければなりません。今回18歳19歳の若者が選挙権を得ました。今後は若者たちに託さなければなりません。名曲「若者たち」が流れる」
(引用終わり)
わたしはこの場面をみていないが、池上がこのように語ったのなら、日本の若者に対する、まったくの誤解だといわねばならない。現代の若者は、自分たちが銃をとらされることを知っても改憲に反対しない。だから自民党はかれらに選挙権を与えたのである。
ここで護憲勢力の敗因を述べておこう。最大の敗因は岡田民進党にある。理由は大きくいって次の2点だ。
1 国民は、民進党旧民主党)政権時代の裏切りをまだ忘れていないし、許していない。その民進党野党第一党であり、岡田克也という選挙オンチを顔として闘った。
2 その民進党は選挙前から野党共闘に対して極めて不熱心であり、野党共闘を言い出したのは「生活の党~」と共産党であった。呼びかけがあった後も岡田はずるずると引き延ばし、まるでやる気がないさまを国民に見せてしまった。
民進党にとっての選挙協力とは、端的にいって、民主党の退潮に歯止めがかかればいい、といった極めて卑小な、無責任な、そして中途半端なものであったといっていい。
だから全国32の1人区でも、すべて共産党の献身的で全面的な譲歩によって選挙協力ができたのである。しかも呆れたことに比例区は統一名簿を作らないという党利党略に走った。だからこんな声も挙がった。
「赤色法師」
正直、共産党が独自候補を取り下げなければ、民進党は壊滅状態、共産党は比例でもう少し積み上げられただろう。共産党の決意は一つ、改憲勢力を少数派に追い込むこと。そのために身を削った。民進党、そして連合には、この借りは絶対に返してもらいたい。選挙が終わった深夜だから言わせてもらうけど。
高野敦志
結局、民進党は衰弱していくだけじゃないか。野田元首相を除名にしないからだよ。どれだけの国民が野田元首相が、安倍政権成立に手を貸したと思っているか分からないんだよ。小沢一郎の政治的手腕と手を切った段階で、終わってるんじゃないか。共産党の協力がなかったら壊滅していたよ」
(引用終わり)
こう思っている知識人は多い。
こういった民進党の体たらくは、すべて民進党壊滅のA級戦犯たち(米国・自民党のトロイの馬)が起こしたものである。
今後も野党は、この不人気で尊大な、いつ自民党と取り引きをするかわからない最大野党を顔として闘うことになる。非常に困難な闘いを強いられることになる。
以上の2点が野党の敗因である。
今後、改憲勢力は、野党の改憲勢力である民進党内のA級戦犯に働きかけていくことになるだろう。その方が公明党改憲に乗りやすいからである。旧民主党政権時の「民・自・公」連立の再現である。
もしそれができなかったら改憲勢力のみで発議することになる。
国民を不幸にして喜んでいる総理。そこまでして自分が米国に褒められることしか考えない総理。これは珍しい。
元総理の村山富市が、7月9日にこんなことを語っていた。
「いろんな総理大臣がおりましたけども、この安倍(晋三)さんというのは最悪の総理大臣です。本音を隠して都合のいいことばかり言い、国民をだまして選挙に勝とうと。こんな魂胆を持っている総理は初めてです。私はもうあまり先が長くないかもしれませんけどね、今のような政権が続く限りは死んでも死にきれない気持ちなんですよ。
戦後70年間、朝鮮戦争ベトナム戦争湾岸戦争があった。日本の自衛隊を使いたかったんですよ。だけど、厳然と憲法9条があるから日本は自衛隊は使えなかった。だから日本は平和を守り、経済は発展してきたんですよ。
それを憲法の解釈を勝手に変えて、自衛隊がどんどん海外に出て戦争ができるような国にしようっていうんですから。(安倍は 注 : 兵頭)こんな本音はこれから先も言いませんよ。現に隠してしまっているでしょ。だけども、(選挙が)終わったらやりますよ。必ず。(大分市での街頭演説で)(「いろんな総理がいたけど、安倍さんは最悪」村山元首相」『朝日新聞デジタル』)