HinotoYasuakiraの感じたままに

真の主権国家たれ。真の平和国家たれ。真の平等国家たれ。真の自給国家たれ。

ある在日二世の吐露

在日二世として日本に生を受けて60余年。ずっと私は日本人の「姑息さ」にイライラしながら生きてきたように思います。つまりそれだけ自分も日本人になってきたのでしょう。何と言っても自分の祖国なのですから。

 

そのイライラの原因は何かというと、考え方が余りにも偏りすぎているところです。そして小さいところです。私から見て、どこまでも、「うちだけ、ここだけ、自分だけ」なのです。

 

しかし、もし私が日本人として生まれていたら、きっとそうなるのだろうなという思いがするほど、この日本という社会は独特で、周りの価値観がすべてを支配する、まさに小さな島国です。

 

だから知らず知らずのうちに、そこに住む人間まで小さくまとまってしまうのです。いや、そうならなければ生きにくいのです。

 

そのことをこの小さな島国で生まれた日本人には分からないほど、社会全体がその色に染まりきってしまっている。それを風土と言ったり、文化と言ったりするのだろうけど、グローバル化が進む世界の中にあっては非常に拙いわけです。

 

もし私がアメリカ人だったら、というか常にそういう目で見ながら子供の頃からこの国で生きてきたわけだけど、簡単に牛耳れるのが手に取るように分かります。アジアの人間には狡猾だけど欧米人には米つきバッタのようになってしまうのが日本人です。

 

よく言えば従順、悪く言えば奴隷体質。まさにアメリカにとってはこれほど好都合な民族はいないでしょう。

 

この国が主権を取り戻すのは本当に大変です。こんな奴隷体質の国民ですから、一部の人を除いて主体性がまったく生まれない。

 

革命は庶民が起こすものです。一部の有識者だけでは革命など不可能です。だから私は真面目にこの国がこの国らしく行きたいのであれば鎖国するしかないと思っています。

 

もし世界を相手にするのなら、国民の意識そのものを根底から変えなければならないわけで、それには最低でもこれから100年はかかるでしょう。しかし、アメリカは間違っても日本人の覚醒を望みません。ずっと無知な国民として教育していくでしょう。そして、アメリカに隷属する政治家や官僚たちもそれに従い続けるでしょう。

 

何れにせよ、私たちの子孫が自ら声を上げ、行動しない限りに、いくら私のようにこの国を愛する者が声を上げてもダメなほどこの国は腐りきっています。未来のある者が、その未来に対して命懸けで戦うしかありませんね。

 

よく日本人は世界から尊敬されていると言いますが、それはある部分ではそうでしょう。平和的、勤勉、親切という意味で。しかし、欧米人はどこかで日本人を蔑んでいるのは事実であり、その理由は基本的に主体性を持たない人間だからでしょう。

 

日本人はいつになったら「無知ないい人」から脱却できるのかな。

 

在日という言葉は既に加速度的に色褪せています。何故なら、今や四世五世になる時代であり、彼らは既に全くと言っていいほど日本人だからです。

 

そのことを理解できない差別的日本人を見ていると、やはり先にも言った「どこまでいっても小さな島国の民」としか映りません。在日の多くは、この国の国民がそうであるように日本を愛しています。

 

これほど長く共存しながら、未だに排斥の念が強い日本人がこれからどうやって世界と対峙していくのでしょうか。もう一度正しく歴史を学び、内なる国際化の意味を咀嚼していかない限り、日本人はアメリカとアメリカに傅く売国政治家と官僚の餌食になり続けるでしょう。

スパイプログラム

NEWS23 オリバー・ストーン監督が明かした衝撃情報 「日本は昔持っていた主権がない。アメリカの衛星国で人質なのです」
http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/380.html

オリバー・ストーン監督が明かした“衝撃情報”
動画→http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2962642.htm
18日23:38 TBS

※テロップ文字お越し

オリバー・ストーン監督

訪れると毎回印象が違う興味深い国だ。いい食事、いい文化、教養もある賢い人たちです。でも、ひとつだけ問題がある。

あなたはジャーナリスト。ジャーナリストはすぐに真実を知りたがるけど僕はドラマティストだ。まず、物語を伝えて核心に触れてから真実を明かします。だから最後に日本の問題について言おうと思う。インタビューの最後まで覚えていたらね。

僕が題材を選んだのではなくて、題材が僕を選んだのです。2013年6月にあの(スノーデンの告発)ニュースが流れて感銘した。非常に重要なことだと思いましたが映画を作ろうとは思いませんでした。技術的に複雑な内容だったからです。

不思議な縁でモスクワでスノーデンと会うようにとの連絡を受けました。9回会う中、貴重な情報を得ることができました。それはニュース以上に価値のある情報でした。

彼は2年間、日本に駐在していた。将来的に日本がアメリカの同盟国でなくなったときのためにスパイプログラムをダム、駅、発電所、銀行などに組み込んでいた。

いざとなれば機能停止に追い込めます。非常の恐ろしいことです。 これは僕の視点ではなく、スノーデンの視点から描いた物語なのです。

重要なことを一つ言っておきたいです。ターゲットを絞った監視の形態がある。それは怪しいと思われる対象を絞って監視を行うことです。

これはテロリズムに対する有効な手段だとスノーデンは繰り返し述べています。(それに対して)マス監視はすべての国民が対象です。全てです。全てを監視して、テロリストを見つけ出そうとする手段です。

スノーデンは映画のようにテロに限らず全ての情報を標的にしていた。全ての情報を把握し権力を得ようとしている。テロに限ったことではないのです。

アメリカは全ての情報を把握することで権力を得ようとしているのです。人々は分かっていないのです。テロを見つけるためだと思い込んでいますが違います。もっと危険なことになるでしょう。

スノーデンのやったことは違法だと思う人もいるかもしれない。しかし、彼が暴露したことで誰も傷ついていないのです。(映画を)見た人は彼を人として理解できたと言います。

ドラマティストとして、これほど嬉しいことはありません。歴史家として成功ではないかもしれないけれども人々に考えるきっかけを与えたいのです。

日本は東南アジアを侵略した歴史がある。残虐行為も行ってきた。若者はこういった事実を知らない。

日本はアメリカの要塞になっていて、その半分は沖縄にある。人々は不満を抱いているし、基地からは何も恩恵もなく抗議をしている。辺野古は沖縄の中で最も美しいのに基地がある。

日本はとてもいい役割を果たせるのに安倍首相は真逆の方向に進んでいます。憲法9条をなくそうとしていたり、「共謀罪」を通そうとしたりしています。

僕からすると、完全に間違った方向に安倍首相は導こうとしている。アメリカが強力で難しいかもしれないが日本は東南アジアの最大の貿易国になるべきです。中国、台湾、インドネシアベトナムなど、これは大きな平和的な役割です。

日本は自分の運命を変えるべきです。

アメリカの同盟国として核の傘の下で、アメリカが中国に攻撃的になるように煽るようなものです。それは危険なことです。

冒頭で監督が語った「日本の問題」

もう、忘れたと思っていたよ。日本は素晴らしい国だ。文化だって。ただ、ひとつだけ問題がある。

日本は昔、持っていた主権がない。アメリカの衛星国であり、人質なのです。

こう言いたかった。

最初に言わなかったのはわかってもらえるとは思わなかったからで今までの話を聞いたうえでなら理解してもらえると思いました。

ありがとう。


<引用終わり>
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管理人

簡単に言うと・・・
喉ぼとけにナイフをつきつけて、言うことを聞かなければ、刺すぞという意味です。これが、日本にとって一番の同盟国なのでしょうか?
言うならば、奴隷の扱いよりも・・もっとひどい。
テロリストの人質程度と言い換えたほうがしっくりきます。ダム、駅、発電所、銀行・・・ですか。
どれもこれもヤバいものばかりですが・・・中で一番深刻なのは、原子力発電所だと考えられます。冷却出来なくなると、大変な事態になってしまいます。

銀行も大混乱になると、庶民がお金を引き出せなくなります。また、銀行から電子マネ-を抜き取るなんてこともやりかねません。
ありましたね・・何らかのサイバ-攻撃を受けて銀行に大規模システム障害が発生し、何十億円ものお金が消失した事件。あれは何かの実験だったのでしょうか?

こういった事を考えて実行しているのは、CIAを中心とした裏社会の連中だと考えられます。超国家組織で、国際ネットワ-クを有する巨大組織にまで成長しています。歴代のアメリカ大統領よりも、裏社会においては、実質的には、上なのではないかと思われます。

アメリカを中心に巨大化し増殖し続けたガン細胞と云ってもいいと思います。誰にも止められない。
無論、トランプ新大統領でさえも止められないのは明らかです。日本国民に、是非、この真相を知って欲しいと思います。

また、今日まで、数々の嫌がらせや恫喝を受けてきたことも知らせたい。


日本は、テロ攻撃を受け続けている!~まさに戦時下!
http://ameblo.jp/64152966/entry-11232911544.html

<一部引用>

過去に、アメリカによると推察される事件が、
日本でも多々起こっていますので、いくつかお話します。
情報源は、当時の首相官邸の取り仕切り責任者からです。

昭和60年8月12日、日本航空123便が、御巣鷹山墜落事故を起こしましたが、あれはアメリカの戦闘機が、発射した空対空ロケット弾で墜落したのです!

このころ中曽根内閣で、竹下大蔵大臣ですが、円が強すぎて、アメリカと貿易摩擦が起こっていたのですね!
そこで、アメリカ側が、円を切りあげろと、いってきましたが、竹下は、せせら笑って取り合わなかったのです。そうしたら、アメリカは、JAL機にロケット弾を打ち込んだのです!

一発目は、尾翼部分に命中しました。が・・・・・・。
ロケット弾により、油圧装置のワイヤーが効かなくなりましたが、日本のパイロットは優秀ですから、右のエンジンや、左のエンジンを交互にふかして、操縦していたのですが・・・。

アメリカの戦闘機のパイロットは、1発目で墜落しなかったものですから!そこで、2発目を右の上空から左側の主翼にミサイルを打ち込んだのです!
これにはジャンボ機もたまらずに、墜落してしまいました!落ちた飛行機の損壊状況は、左側の主翼の付け根の損壊が一番ひどかったのですね。
墜落時には、墜落現場に生存者がいましたで、米軍機は長時間、現場上空を哨戒して、自衛隊や、救助隊を近づけなかったのです!日本の救助隊の到着を遅らせたのです!生存者、つまり目撃者を消そうとしたのですね!
だから生き残った3人は、墜落時に現場では悲鳴がたくさん聞こえていたと証言していますが、他のことは絶対に何も喋らないでしょう。

恐ろしくて、しゃべれないのですよ!

事故調査にあたっていた前橋地検の山口悠介検事正は「事故原因を、ぎりぎりまで追究すれば、戦争になる!」と発言しています。

ボイスレコーダーも公表していませんね!

これにあわてた中曽根は、40日後の昭和60年9月21日に、プラザ合意をしたのです。そして、1ドルが、250円に決まったのですね!

また米軍がグアムに移転するのに18兆円必要だったのですが、日本が拒否して半年くらいしたころに、山手線の高田馬場と目白の区間で、
レールが二本ひん曲がっていたのです。朝一番でレールを点検していた者が発見しました。それを知った3日後に日本政府は、18兆円の捻出を決定しました。レール2本で、18兆円ですから悪くありませんよね!

また鹿児島でも、沖縄のP3C対潜水艦哨戒機の基地を、鹿屋に移せと米軍が言ってきましたが、日本政府が拒否しましたところ、鹿屋基地の前で、指宿に行く、トッピーいう船の水中翼船の後ろの羽根にアメリカの潜水艦が、火薬の抜いてある魚雷を衝突させたのですね!
水中翼船の折れ曲がったスクリューに、ペンキだけがついていたんのす!またかと、あわてた日本政府は3日後に、鹿屋基地移転を認めたのです!

このようなことは、枚挙にいとまがありません!だからアメリカは、日本は脅せば何でも「はい、はい!」と言うと思っていますから、要求が、だんだんエスカレートして、過激になるのです。

日本は、アメリカの準植民地ですから、取るものがある限り、潰してしまうことはありませんが!何もなくなりましたら、どうなることでしょう!

このような日本のアメリカに対する対応に、やきもきするロシアと中国は、ロシアは北方領土を、中国は尖閣諸島を「アメリカと手を切れば、日本の領土として認める!」といってますが、この話には安易に乗れません。
中国とアメリカは裏で、手を組んでいる可能性がありますから要注意です。つまり、尖閣諸島には、台湾有事の際の米軍のミサイル格納庫がありますので、米軍の第5軍の高性能の高速ミサイル艇が、海上保安庁と合同でキィーン(日本刀)作戦を尖閣諸島の海域で展開していますので、中国海軍が尖閣諸島に上陸、占領することなど不可能なのです。

先日の中国漁船衝突事件の時も、米第5軍のミサイル艇と挟み撃ちにしたので、米第5軍のミサイル艇を録画から消す のに、ビデオの公開が手間取ったのです。

現在、アメリカは経済が危機的状況下にありますので、日本政府に対して今も

「富士山を噴火させるぞ!」

「日本を海の底に、沈めてしまうぞ!」

と、連日のように恫喝して、日本政府から資金を、引き出そうとしています。

またアメリカは、「年次改革要望書」という形で、毎年、日本に資金を要求しており、大臣や、官僚の人事にまで、口を出しています!

さらに驚くことに、最近では、首相官邸の中に、原子力安全規制委員会の一室があり、アドバイザーがつめていますが、目的は首相の恫喝と、日本のコントロールです!
内政干渉の極めつけであり、このような例は、世界に一つとしてありません!

今にして思えば、何しろ日本は、1980年代は、実質、世界一の経済大国でした!
ジャパンマネーは、世界中で猛威を振るっており、世界経済は戦々恐々としていました。

それから31年間、ジャパンマネーは、アメリカに注ぎ込まれてしまい姿を消してしまいましたね!

世界最強の円が、アメリカの国債などの紙くずに、化けてしまったのです!

その元凶は、小泉純一郎竹中平蔵コンビが、アメリカのウォール街に、日本のメガバンクを売り渡してしまったからなのです。

日本人はマゾか !?

安倍政権とは実に不思議な政権である。戦後これほど国民を虐待する政権はなかったが、なぜか弾劾されることもなく、かくも長く政権与党にふんぞり返っている。そして、その政権をマスメディアも挙って持ち上げ、国民はダンマリ。東日本は既に放射能塗れ、若者は正社員への道を閉ざされ、貧乏人は教育の機会を奪われ、自衛隊は軍隊と化してアメリカの手先と化して戦地に向かうこととなり、国民にとって重要な情報は特定秘密保護法によって完全ブロックされ、国民の暮らしはどんどん貧困化を増し、気がつけば完全に国家の家畜にされている。それでも国民は安倍政権を許し続ける。これをマゾと言わずして何と言えばいいのか。

 

 

松方弘樹氏の訃報を受けて。

高倉健が逝き、菅原文太が逝き、松方弘樹が逝った。梅宮辰夫も危ないと聞く。東映の往年の名優が次々にこの世を去って行く。悲しみは当然のことながら付いて回るが、言うまでもなくこれは人間として生まれた定めなのだから致し方ない。自分に振り返っても死ぬのは理解している。ただ問題はどう死ぬかである。これは言わずもがなで、どう生きるかに通じる。三人に一人が癌に罹る時代である。死を目の前にしたとき、どういう選択をするかが死への道を左右する時代になった。つまり、死を考えるということは医療を考えるということだ。医療と人間の関係は、いま非常に難しい時代に入っている。早期発見、早期治療が叫ばれるが、おそらくこの考え方には大きな落とし穴があると私は考える。医療に携わる者の一人として、人間に与えられた自然治癒力や寿命というものに対してもっと人間そのものの研究を進める必要があるだろう。でなければ、数値がすべてを支配し、命の裏に隠された天命を見誤ることに繫がるのではないかと考える。

 

headlines.yahoo.co.jp

夏の総括〔ii〕by 兵頭正俊

三宅洋平への選挙妨害は、広範囲にわたった。地上波メディアによる意図的な無視から始まって、ネット(ツイッター)による妨害にまで及んでいた。
米国ではまだバーニー・サンダースが許された。しかし、日本では許されないのだ。かれのいう「ステルス支配」の闇権力が、もっとも警戒したのは三宅洋平だったのかもしれない。その圧倒的な動員力、そのカリスマ性、んとうのことを直接大衆へ訴える勇気。……
かれの票は、違った当選者に不正に流されたという指摘も拡大している。
また、これは三宅洋平に限らず、選挙全般に、悪質な意識調査の刷り込み(洗脳)が繰り返された。それは、
(1)「参院選の序盤、中盤、終盤の情勢として流され、改憲勢力が「3分の2」の勢いであり、自民は単独過半数をとる、といった刷り込み(洗脳)であった。
(2)「参院選、各党、投票率低下を懸念 街頭演説盛り上がらず」といった刷り込み(洗脳)も執拗に繰り返された。結局、国民に選挙への無関心と棄権を植え付け
ていた。
(3)北朝鮮・中国脅威の選挙利用があった。日本の国政選挙になると、北朝鮮のミサイル発射実験があり、また中国との軍事的緊張が演出される。これも大きな与党への追い風になっていた。
(4)10代への洗脳・誘導も繰り返された。それは、「自民、比例第1党の勢い…10代の半数は与党
支持」といった露骨な洗脳・誘導である。
きむらゆいは、こんなツイートをしていた。
池上彰特番メッセージ
自民公明は憲法議論を避け2/3を取る戦略に出ました。これから憲法議論をしていかなければなりません。今回18歳19歳の若者が選挙権を得ました。今後は若者たちに託さなければなりません。名曲「若者たち」が流れる」
(引用終わり)
わたしはこの場面をみていないが、池上がこのように語ったのなら、日本の若者に対する、まったくの誤解だといわねばならない。現代の若者は、自分たちが銃をとらされることを知っても改憲に反対しない。だから自民党はかれらに選挙権を与えたのである。
ここで護憲勢力の敗因を述べておこう。最大の敗因は岡田民進党にある。理由は大きくいって次の2点だ。
1 国民は、民進党旧民主党)政権時代の裏切りをまだ忘れていないし、許していない。その民進党野党第一党であり、岡田克也という選挙オンチを顔として闘った。
2 その民進党は選挙前から野党共闘に対して極めて不熱心であり、野党共闘を言い出したのは「生活の党~」と共産党であった。呼びかけがあった後も岡田はずるずると引き延ばし、まるでやる気がないさまを国民に見せてしまった。
民進党にとっての選挙協力とは、端的にいって、民主党の退潮に歯止めがかかればいい、といった極めて卑小な、無責任な、そして中途半端なものであったといっていい。
だから全国32の1人区でも、すべて共産党の献身的で全面的な譲歩によって選挙協力ができたのである。しかも呆れたことに比例区は統一名簿を作らないという党利党略に走った。だからこんな声も挙がった。
「赤色法師」
正直、共産党が独自候補を取り下げなければ、民進党は壊滅状態、共産党は比例でもう少し積み上げられただろう。共産党の決意は一つ、改憲勢力を少数派に追い込むこと。そのために身を削った。民進党、そして連合には、この借りは絶対に返してもらいたい。選挙が終わった深夜だから言わせてもらうけど。
高野敦志
結局、民進党は衰弱していくだけじゃないか。野田元首相を除名にしないからだよ。どれだけの国民が野田元首相が、安倍政権成立に手を貸したと思っているか分からないんだよ。小沢一郎の政治的手腕と手を切った段階で、終わってるんじゃないか。共産党の協力がなかったら壊滅していたよ」
(引用終わり)
こう思っている知識人は多い。
こういった民進党の体たらくは、すべて民進党壊滅のA級戦犯たち(米国・自民党のトロイの馬)が起こしたものである。
今後も野党は、この不人気で尊大な、いつ自民党と取り引きをするかわからない最大野党を顔として闘うことになる。非常に困難な闘いを強いられることになる。
以上の2点が野党の敗因である。
今後、改憲勢力は、野党の改憲勢力である民進党内のA級戦犯に働きかけていくことになるだろう。その方が公明党改憲に乗りやすいからである。旧民主党政権時の「民・自・公」連立の再現である。
もしそれができなかったら改憲勢力のみで発議することになる。
国民を不幸にして喜んでいる総理。そこまでして自分が米国に褒められることしか考えない総理。これは珍しい。
元総理の村山富市が、7月9日にこんなことを語っていた。
「いろんな総理大臣がおりましたけども、この安倍(晋三)さんというのは最悪の総理大臣です。本音を隠して都合のいいことばかり言い、国民をだまして選挙に勝とうと。こんな魂胆を持っている総理は初めてです。私はもうあまり先が長くないかもしれませんけどね、今のような政権が続く限りは死んでも死にきれない気持ちなんですよ。
戦後70年間、朝鮮戦争ベトナム戦争湾岸戦争があった。日本の自衛隊を使いたかったんですよ。だけど、厳然と憲法9条があるから日本は自衛隊は使えなかった。だから日本は平和を守り、経済は発展してきたんですよ。
それを憲法の解釈を勝手に変えて、自衛隊がどんどん海外に出て戦争ができるような国にしようっていうんですから。(安倍は 注 : 兵頭)こんな本音はこれから先も言いませんよ。現に隠してしまっているでしょ。だけども、(選挙が)終わったらやりますよ。必ず。(大分市での街頭演説で)(「いろんな総理がいたけど、安倍さんは最悪」村山元首相」『朝日新聞デジタル』)